馬頭町広重美術館 (隈研吾)

栃木県那須郡那珂川町馬頭116-9

 

歌川(安藤)広重の浮世絵などを展示する美術館で、

隈研吾設計の日本らしい美術館。

このダブル効果でかなり気になっていた美術館。

低く抑えられた木のルーバーの建物と竹のバランスが絶妙の日本らしい構成。

モダンな看板。この美術館のシンボルマークも素敵☆

建物がうまく存在感を薄くし、裏山と空と自然にとけ込んだ印象。

建物ができてから数年たっているので、木のルーバーが変色していた。

それがまた周囲に馴染み、建物の存在感を消す要因の一つ。

左側はレストラン「雪月花」。右側が美術館、奥が庭になっている。

とにかく木のルーバーが印象的な建物。構造は鉄骨。

美しい竹の構成は浮世絵をモチーフ(題材)としている。

エントランス部分

正面の飾りも来客者のもてなしとして、日本らしさがでている。

和紙を通してのほんわかした明かりが日本らしい。

天上の木のルーバー、壁の和紙、床の石は全て地元の素材を利用しているのだとか。

シャープでスッキリした鉄板のトイレはモダンになっている。

栃木の宇都宮駅からバスで1時間半くらい。

町おこしの一環としても期待された美術館だが、

この美術館を見たら他に見るところがない。

大自然が残っている訳でもなく、たいした名物もないのですぐにバスに乗って帰ることに。

広重の美術館ということで期待が大きすぎた。